日本での手作りキャンピングカーの歴史
手作りキャンピングカーに興味関心のある方に、日本での歴史を簡単にお伝えしましょう。(敬称略)
1957
(昭和32年) |
武ボディー(東京)によりテン
ト トレーラーが製造される。 |
1958
(昭和33年) |
- 武ボディー(東京)で画家の桐野江画伯の注文でマツダ三輪車ベースにしたキャンピングカーが製造され
た。
- 画伯はこのキャンピングカーでアメリカ・メキシコ・ヨーロッパで絵を書きながら旅行したそうです。
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1967
(昭和42年) |
オートキャンプと云う言葉が
この時代から使われるようになりました。 |
1970
(昭和45年) |
第一回キャンピングカー&
キャンプショー開催(東京・代々木国立競技場) |
1973
(昭和48年) |
オイルショック(石油危機に
よる狂乱物価現象起きる)さまざまな資材・生活物資が高騰した。 |
1973
(昭和48年) |
RV手作り雑誌「カスタム
カー」創刊。この雑誌により、VAN・RVの手作りの人気爆発。 |
1975
(昭和50年) |
1975年までに自動車
メーカーによって製造されたキャンピングカーのモデルは、
- 「モーターホーム」 ホリディキャンパー(武ボディー)、トヨタモーター
ホーム(セントラル自動車)、
- キャラバンキャンピングカー(日産)、デリカ75キャンピングカー(三菱自動車)、モーター
ホーム(東急車輛製造)他。
- 「トレーラー」 キャラベルエア(フランスベッド)、キャラバントレー
ラー(極東開発工業)、
- スバルキャンパー(富士重工)、トラベルトレーラー(東急車輛製造)、他。
- 「トラックキャンパー」 ヴイルゴ(アイシン精機)、ラーク(市光工
業)、トラックキャンパー(武ボディー)他
これらのRV車は1976年(昭和51年)にすべて姿を消す。原因はオイルショックがその一つとされる。 |
1975
(昭和50年) |
この頃から「手作りキャン
パー」が人気となり、手作りする人が増えて安く作れたので、メーカー製のRV車が消えた原因と云われたようです。
1948年頃から「HMCC]ハンドメイドキャンピングクラブ(現存)や「トラックキャンパークラブ」(現存)が活躍していました。
その他のクラブや、関心のある個人がいろいろなキャンピングカーを作り始めておりました。
後に「HMCC]は独自に「キャンピングカーフェスティバルショー」を年1回開催するようになりました。
参考文献「キャンピングカーハンドメイド」安細錬太郎著 山海堂発行。「イミダス」年表 集英社。他 |
1977
(昭和52年) |
弊社はキャンピングカーの部
品・用品を手作りする人に安価に販売するポリシーで現在に至っています。 |
すべてのキャンピングカーは手作りから始まった!
多くの手作りする人が増え、クラブも沢山出来ました。
試行錯誤をしながら次第に米国のキャンピングカーに形態を似てきたと云うのが、現在のキャンピングカーのスタイルではないでしょうか。
そしてメーカーも出来ました。
要は軽くて比較的丈夫で安価なキャンピングカーを自作することです。
軽く作ると燃費がよくなり、また速度も出ます。坂道なども他の車と同じように走れます。
また、余分な物、設備も出来るだけ乗せないことです。
但し88ナンバーにする場合は当然法律・通達等を守らなければならないことは云うまでもありません。
88にしない場合でも違反はせず、安全を重視したいものです。
重心・左右及び前後のバランスには注意が必要です。
いろいろな設備の重量は最大積載量の1/3以下に出来たら最高です。
さあ、自分流・安全・簡易型のキャンピングカーを自作しましょう。
FSCグリーンフィールドは自作するお客様向きの、材料・部品を数多く用意しております。
今後ユニット化した商品(流し台・ベッド等)を製作し、リーズナブルな価格で販売する予定です。
自分で自作すればベース車を除き通常の1/5〜1/10の費用で完成します。
その他、移動販売車の設備と法律等の相談に応じたこともあります。どうぞ電話をください。
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自作車の小史 |
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